こんにちは。
スタッフoです。
風がずいぶん冷たくなりましたね。
体調を崩しやすい季節の変わり目。
皆様もお大事にされてくださいね。
さて、先日加古川市の物件の売買を仲介しました。
私が入社初めて、販売から物件調査、契約まで携わることのできたとても印象深い物件です。
閑静な住宅街で駅からも徒歩圏内のこの物件は、一見すると宅地として何の問題もないように見えました。
しかし、調査していく内になかなか難しい物件であることがわかってきました。
まず、加古川市の一般的な住宅よりも少しだけ敷地面積が小さく、車が2台駐車できない。そして、前面道路が私道で、さらに既存の道路の幅が狭いため、再建築の際には道路の中心線から2mの位置まで敷地をセットバックさせる必要があったのです。
経験の浅い私には、最初それらがどれだけ影響するかを、理解しきれていませんでした。
しかし、例えば前面道路の所有者が今後の通行や掘削の承諾をしてくれなかったら。セットバックした後の敷地に求められる住宅が建てられなかったら、それでもう、お客様からお預かりしたこの物件が宅地として意味をなさないものになってしまいます。
慎重に調査を進め、また、前面道路の所有者にも事情を説明して承諾を得ることができ、ようやく契約を結ぶことが出来、お客様に喜んでいただくことができました。
今回の調査を通して、物件にはそれぞれ歴史があり、事情が違うこと。お客様の物件を預かるということは、その事情を明らかにして、新しい活用のための土台を整備することだと感じました。説明の一つで結果がわかれる、とても責任のある役割です。
その役割を担えるよう、努力を重ねていきたいです。
関係者の皆様、ご協力いただきありがとうございました。
決済まで、どうぞよろしくお願い致します。