大阪駅からバスで3時間。原発という未知の分野に胸躍らせながら美浜原発に行ってきました。
バスの車内や施設で説明を受けた後、美浜原発構内を見学し、無事帰路に。
この旅で、少しですが電力に対する知識と、実際の現場を知ることが出来ました。
原発については様々な考え方がありますが、それについてここで議論するつもりはありません。
ただ、私が感じたことを述べたいと思います。
未来に何があるかはわかりませんが、電力という生活の基盤は、どんな不測の事態が起きても電力を供給し続けること、安全であることに対して責任を持たなくてはなりません。
将来にわたって100%大丈夫という確信は持てない。それでも100%を目指し続ける。というそんな静かな覚悟を感じました。
目に見えないから、話題に上がらないから、普段意識することはないですが、自分の仕事を全うするために、ただ黙々と考え続け、働き続ける人たちがいるからこそ、今の生活を送ることが出来ています。
そうやっていま、生きることができているということを実感し、自分もその社会の一員として支えられる人間でありたいなと感じました。(スタッフ談)